2022/05/10

原作とアニメの相違点

原作が~好き!!!!!

なのは、遊戯王が好きな方はみんなそうなんだと思いますが、アニメについて、ついつい辛口になりがちなので、フォローのためにもう少し言及してみます!

原作者が直接執筆した原作漫画が「好き」の主軸になるのは勿論ですが、アニメから入った方は「特にアニメが好き!」てことも多いのかなと。
私の場合は、アニメはアニメで好きなのですが、アニメは別枠として考えているところが大きかったりします。
劇場版のDSODがアニメとは別枠であることを考えると、それと同じ。ただ、一部アニメからフィードバックしてるところもある。
例えばキャラクターの声なんかが特に大きいですよね。

アニメの良いところは、実際に動いて、キャラが喋って、普段見れない一面を垣間見れることにあると思います。
実際幼少期はDMを狂ったように見ておりました。
(ちなみに昔はバクラが好きだったくさい)
一方でアニメの悪いところは、カード販促としての側面が強く、ところどころビジネス臭がしてしまうところでしょうか。
もっと簡単に言うと、原作の色んなエピソードが何でもかんでもカードゲームになってしまうんですよね😭
アニメは制作にお金がかかるので、スポンサーが必要だしカードが売れなきゃいけないので、こればかりは仕方のないところだとは思います。思いますけども…!

つい先日、DMの1話を10年ぶりくらいに視聴しました。
「内容ってこんなにヤバかった???」てのが率直な感想です。詰め込みすぎ!!
当時全く気にならなかったことを考えると、東映版では丁度モンスターワールド編までやってくれていたので、DMの第1話でアホほど話を端折ったのは「当時のファンは東映版を視聴してるだろう」てのが前提だったのかなとも思いました。

なのでDM単体として見てしまうと、無理矢理感をひしひしと感じてしまうわけです。
学園編のエピソード(文庫版4冊分!)を丸々省いているせいで、王国編はアニオリが本当に多い…!
これ、学園編での各種エピソードを知っていればまだ良い方ですが、アニメから見た人はその知識が無い訳で。
遊戯くんが何年もかけてパズルを完成させたくだりや、城之内くんや本田くんととのいざこざ、見えるけど見えないモノ、モクバが卑劣だったけど遊戯に助けられて改心した話とか、友情の輪とか、社長の想いとか、その編の重く美しい話が端折られているので、アニメだけで重みが感じられない…。

東映版遊戯王は原作の話を比較的忠実に再現してくれていたと記憶しているので、もしDMが東映版の続きとして作られていたら、王国編での辻褄合わせのアレコレが無くなったんじゃないかなとは思いますね。
制作会社が違うのでそれはできないので無茶な話ではありますが。社長の髪の色キャベツだもんな!!!!!
とは言え、この辻褄合わせを王国編で根こそぎやってくれたからこそ、バトルシティ編はマシなんですけどね…!
苦言を繰り返してますが、仕方ないんです。ですが…!
カードを全面に押し出さない、原作リスペクトのアニメも見たかったな~という想いが捨てきれない😭
古代エジプト編も社長が乱入してきたり、デュエルしてたりの改変がすごい気になりました。

これ、キャラによって優遇されている・されていないてのが大きいのかなと想いました。
なんせ獏良の見せ場がほぼほぼ消えている…!!!!!!!(アニメがイマイチ好きになれない主な原因)
社長あたりはかなり優遇されてますよね…バクラだって1話割いてもらえたしな(これはGJ過ぎる
DMはバクラ成分が強すぎて、スタッフ獏良のこと嫌いなの???とすら考えてしまいます。
なので、DSODでの活躍が死ぬほど嬉しかったんですね…めんどくせぇ女!!!!

映画DSODは、原作ベースでアニメーション化したら最高だなー!ていうめんどくせえ女の願望を叶えてくれた素晴らしい作品だなと思っています。
そしてカードゲームとしての不整合も無いように仕組まれているのが最高なんだ。映画だからこそ為せる技ではありますけどね!

以上、遊戯王に対してのクソデカ感情をこじらせた者の戯言でした。
めんどくせー女!!