2022/06/03

ジャンル熱の話

ジャンル熱、というのが存在します。
これは一次創作だったり、二次創作の特定ジャンルだったりで発生します。遊戯王もその中のジャンルのひとつ。

ハマる、という行為には、下記に示すようにいくつかの段階が存在します。
①作品を読む … 文字通り、読んで満足。ほとんどのジャンルはここ止まり。
②二次創作を漁る … CPにハマると一気に沼ります。pixivを絨毯爆撃します。
③同人誌を買い集める … 更なる供給を求めます。カワイテルンダヨ。
④Twitterを開設する … 自分の萌えや考察を発散したくなり発信し始めます。
⑤積極的に交流し感想を送る … 萌えの共有、描き手の方を応援しまくります。
⑥絵を描く … 一つの境界線。作品を自分でも表現したくなります。
⑦サイトをつくる … 自分の萌えをまとめてコンテンツ化したくなります。
⑧イベントに出かける … リアルタイムの萌えを欲します。
⑨オフ会に参加する … リアルタイムの熱の共有をしたくなります。
⑩同人誌を作りイベントに参加する … ゴールイン!!!!!!!!!

遊戯王は、歴史全体で言うと⑨くらいでしょうか(笑)
グッズサークルとして地元のイベントに出たことはあるので、正確には9.5くらい?
⑦くらいまで進めば、プロフィールの「好きな作品」欄に堂々と名前を連ねますが、個人的にジャンルにハマる/ハマらないの境界は、特定のCPが好きになり二次創作を追うあたりだと思っています。
ちなみに私にとって「絵を描く」行為は実は物凄くハードルが高くって、熱がない時期はまったくと言っていいほど描けません。
絵を描くって、実は物凄くエネルギーが必要ですもんね…。

ジャンル熱は時に熱し、時に冷めます。
熱している間の期間やきかっけはまちまちですが、公式からの巨大な供給であったり、他者の二次創作がきっかけになることが多いので、「巨大なクソ萌えエネルギーの供給があった時」がトリガーでしょうか。
そういう意味では、「同人誌」は凄いエネルギーを持ってるとも言えます。

遊戯王でいえば、2007年、2013年、2016年、そして2022年。
大体3~5年周期でジャンル熱が来ます。
2007年はニコニコ動画、2013年はweb漫画(物量が神だった)、2016年は劇場版公開、2022年はデュエリリンクス(獏良実装)。
熱が無い時期も、なんとな~くアンテナを張っているため、その間にグッズなどが出れば買うこともありますが、大体スルーしてしまいます。
マジで、ジャンル熱が無い時って本当に気持ちが動かないんですよね…。熱がある時期と比べると、あの熱意はどこに???と自分でも疑問になるレベルです。
そして熱が無い時に買わなかった物を公開することが多いです。フィギュアだったり、グッズだったり、同人誌だったり。
デュエルオペラ見逃した自分をぶっ殺したいですし、もっと言えば原画展行けば良かったな…!!!!!!!!!!!😇
北海道に住んでるので、飛行機にのるのはめちゃくちゃハードルが高いのです。

ただ、近年では熱がない時に買わない選択をすると、後々公開することが分かりきっているので、最近は気づいたら買うようにはしておりますが、まだまだ。
おそらく購入のハードル(手間)や金銭的な負担が原因だとは思っています。
同人誌類は、買わないと一生手に入れられないことになるので、近年だと購入だけしてしまい、熱が出るまで読まずにとっておくこともあります。
タイムカプセル形式なんですが、熱がある時に読んだほうが楽しいので、やむなし。
実を言うと遊戯王の同人誌にも1冊読んでいないものがあるので、それをいつ開封するか楽しみで楽しみで凄く楽しみです(笑)

「好き」である期間は、平均して3ヶ月程度。
今回遊戯王で発熱したのが3月下旬だったので、そろそろ潮時かなと思っておりました。
思ってたんですが、同人誌読み返してたらまた熱して来ました。本当に意味が分からない😇
このようにジャンル熱は熱しやすく冷めやすいものの、ジャンル熱回遊魚タイプなので、必ずまた何かをきっかけに拗らせます。
表面化して無くても、「好き」が潜在的に残っているからでしょうか。
なので、1つのジャンルをコンスタントに続けられる方を心から尊敬しますし、「熱が出るタイミングでしかハマれない自分はジャンル者失格だな」と落ち込んでましたが、最近は「これはこれでいいか」と楽観視できるようになりました。

ジャンル熱が落ち着いて来たら、Twitterの浮上は控えめになり、blogの更新も止まると思いますので、頻度が落ちてきたら察して頂けると嬉しいです。
ただ、何年後かにまたひょっこりと姿を表すので、その時はまた仲良くして頂ければ幸いです。
段々遺言のようになってきましたが(笑)、ひとまずもうしばらくは更新を頑張りたいと思ったのでした。

おしまい!